「ひのはら 秋の感謝祭2015」が無事終了しました(22日)。曇り空で少し肌寒かったのですが、それでも100人以上の方が来場、賑やかな1日となりましたよ。
とくに”東京美林倶楽部の山を見に行くプチツアー”には、午前・午後で80人近くが参加。今年4月に苗木を植えた場所、隣接する来春苗木を植える場所を熱心に見学していかれました。
スタッフ(弊社社員+アルバイト)の集合は朝7時でした。事務所でのミーティングでイベントの流れを再確認したのち、会場となる佛沢園まで荷物はクルマ、人は歩きで移動。
会場到着後、薪割り、電動チェンソー丸太切り、写真館、受付、山の恵み茶など各パートに分かれての設営。写真館を例に上げると、20枚の写真を飾るパネル(材料:丸太4本、板4枚)はこのとき作成しました。
その合間を縫って、某新聞社の取材を受けたのち、とくに開会の挨拶などもなく、10時半すぎ、流れでイベントがスタート!クラフトは、「植え付け」イベントでのスギ葉染め、「下草刈り」でのアロマ・キャンドルづくり、と毎回お世話になっている雷鳥姉妹舎が今回は全員の3人で登場(姉妹のお母様も)。”出し物”はかんなのくず(削り華ともいいます)を使った「森のオーナメントづくり」。いつもながらの、かわいい+何か奥が深そうな、クラフトで賑わっていました。山の恵み茶は、檜原村で「ひのはら紅茶」を製造・販売している戸田雅子さんと弊社・飯塚が担当。飯塚は仕事の合間に採取したセンブリやキハダ、クロモジなどのお茶を出しました。檜原村の林業研究グループ「やまびこ会」にお手伝いいただいた木工教室では、鳥の巣箱やペン立て、ティッシュケースなどを作成。参加した子どもたちは釘打ちや色つけが楽しかったようで、用意したものはすべて完売となりました。写真館は、連載している「東京の森と木」の”森の写真だより”の過去5年分から20枚をピックアップ、来館者による人気投票を実施しました。投票には約60人が参加。見事1位に輝いたのは、2012年12月掲載の「夜明け」。ちょうど年末年始にかけての掲載になるので、それらしいものをと檜原・時坂を早朝うろついて撮影したものです。予想どおり大人気だったのが「まっこ食堂」。檜原村の特産である舞茸、すずの大豆、おいねのつるいもを使った3種のカレーを用意。100食以上が飛び出しました! 今回はイベントでの特別出店でしたが、もう普通にお店を出してもいいのではとないでしょうか。また、キッズスペースとして「Circus Outdoor(サーカス・アウトドア)」による”Wonder Garden”が登場。広く豪華なテントの中には木のおもちゃやソファが広がっていました!子どもたちも十分楽しめたようです。弊社は普段は山で間伐作業などしていますが(林業)、このようなイベントも時折行なっております。ホームページやブログ、フェイスブックなどでお知らせいたしますので、お時間ございましたら、ぜひ檜原村へお越しください。
このほか、別会場で行われた「紅葉の山でのツリークライミング」、青木亮輔×小林奈穂子さん(みつばち社)の対談イベント、急遽、おばあちゃんからおじいちゃんに代わった”ひのはら今昔物語”については、また後日お伝えします。
また、当日の写真をこちらのサイトにまとめてアップしていますので、お時間あるときにぜひご覧ください!→”30daysアルバム”