台風18号と秋雨前線の影響で、ここ檜原村は8日から断続的な大雨となっていました。社有林のある時坂地区の川も増水し、濁流がゴォーッという音とともに流れています。
昨日(9日)午前、弊社社長の青木および社有林施業の現場リーダー・吉田とともに社有林の様子を見てきました。
土場から山へと続く作業道。水は出ていますが、7月の改修で設けたゴム板の水切りが効いていて、作業道が川になってしまうようなことはないようです。水切り板から下の山へ導かれた水は、地山に入るとほどなく地中に染み込んで、さらに下にある村道までは出ていない模様。
この春、1期会員様が植栽した箇所の入り口となる作業道回転場付近は、ちょうど細いクボ地であることから、上方からの水が集まって勢いよく流れ落ちていました。しかし、水はクボから溢れることはなく、「山の神」を過ぎたところで地中に染み込み、こちらも村道へは出ていません。
山の中は案外に平穏でした。歩道にところどころ水が溜まっている箇所がありましたが、土砂崩れもありません。苗木は7月の「下草刈り」でご覧になった会員様も多いと思いますが、あれからの1カ月でまたいくらか大きく成長したようです。
雨は9日午後、一旦上がりました。このあとふたたび降るとの予報がありますので予断は許しませんが、これまでのところ苗木は無事です!
最後になりますが、カメラに雨がだいぶかかってしまったため、曇りの多い写真になってしまいました。何卒ご容赦ください。
(事務局)