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薪のある暮らし

年末年始はいかがお過ごしでしたか?
東京周辺はとても穏やかな日が多くて気持ち良かったですね。
私は、年末の30日〜年始の2日にかけて、館山のキャンプ場で過ごしていました。
毎日、海沿いの道を15km走って、温泉に浸かって、焚き火して館山で売ってるものを食って飲んでというリラックスした正月を過ごしました。
テレビや街の喧騒からも離れた正月を過ごしてみてビックリ。
気づいちゃったんですが、正月って普通の日なんですよね。1日/365日に過ぎないという事実に気づいてしまいました。(すでに知ってる方はごめんなさい)
テレビを見れば正月正月って騒いでるし、街に出かけたら年末セールだ!福袋だ!って騒いでるけど、
富士山がよく見える海の近くのキャンプ場でひっそりと過ごしていると、特別でもなんでもない、いつもと同じ一日だということに気づきました。もちろん、初日の出とか見て一年の始まりを感じたりはしましたが、そういう静かな一年の始まりもいいなと思いました。
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さて、前回は新しい木の家の話をしましたが、今回はその家にある強力なアイテムをご紹介します!
田舎暮らしといえば!
そう、憧れの薪ストーブです。(森未有のブログとかぶってしまいましたが、)
今も薪ストーブの前でこのブログを書いています。とても暖かくて柔らかい感じが素敵です。

そもそも街で暮らしている人と山で暮らしている人とでは、薪ストーブに対するスタンスが違います。
街で暮らしている薪ストーブユーザーは薪の入手がストレスかもしれませんが、
山で働き、山で暮らしていると薪の入手に困ることはありません。
自分で丸太を仕入れて割ってもいいし、檜原村では薪の販売もしていますので、買ってもいいし。
電話一本で檜原村のシルバー人材センターに注文すれば家までパレットで配達もしてくれます。
檜原村に限らず、近隣にお住まいの薪ストーブユーザーの方にはオススメです!

購入価格も薪:1パレット/6,000円(約0.8m3)(税込で6,480円)と破格です。
1パレットで約350kgの薪になり、キロ単価は18円前後です。
詳しくはこちらをご覧ください。

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薪ストーブを使っていると、燃料を使っているんだなという実感があります。檜原村の薪ステーションで○○さんが割ってくれた薪だとか。自分で半年間前に割った薪だとか。実感として理解できるというか。
今度の休みの日に来年分の薪でも割ろうかな、みたいな暮らしっていいですよね。

今まで石油ストーブやエアコンを使っていてもそんなこと考えませんでした。中東などから運ばれてきて、大規模な製油所で作られていて、資源量も底が見えてきている。50年後の未来の人たちはもう石油ストーブは使えなくなるかもしれません。
木はきちんと管理してあげれば、半永久的に資源として活用が可能です。人間の努力で、ある程度コントロールできるわけです。家にもなれば家具にもなり、燃料にもなる。きっと100年後でも人は木を燃やしているでしょう。

私は無理をしてしまうと何でも続かなくなります。
もし、街に住んでいて、その生活の中で薪ストーブを使おうとすると、薪を手に入れることがストレスになったりして、結局使わなかったり、高くついてしまったりしたと思います。
薪ストーブを使うなら断然田舎暮らしが向いてます。そして、山と密着した暮らしをしている人が圧倒的に有利です。
そんなことからも林業は本当に素晴らしい仕事だなぁと実感しています。

ちょっと不便な暮らしかもしれないけれども、夕方早い時間に帰宅できる職住近接という暮らし。家族との時間も多く、休みもしっかりとある。
そんな暮らしをしていると薪ストーブってすっと生活の中に入ってくるんですよね。
山から街に流れた人々も、より豊かな暮らしを求めて山に戻ってくる日も近いかもしれません。街の便利さはないけれど、檜原村であれば必要があればすぐに街に出られるので、今のところ何の不便もありません。

それでは最後に、2月19日に「薪ストーブライフ体験講座」を開催します。
薪の生活の良さを実感していただく事業の一環で開催します。
檜原村在住在勤の方が対象ですが、檜原村の木の家や薪ストーブライフに興味のある方はぜひこの機会にお申し込みください。ご参加お待ちしています。

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